『MAKERS』がベストセラー! クリス・アンダーソンがDIYした仕事術とは?

敏腕クリエイターやビジネスマンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第24回です。「伝説のエバンジェリスト」ことガイ・カワサキ氏に続く今回は、「メイカーズ革命の先導者」クリス・アンダーソン(Chris Anderson)氏にインタビュー。

クリス・アンダーソン氏は、10年以上にわたり米誌『ワイヤード(Wired)』の編集長として舵をとり、読者をおよそ2倍に増加させ、数々の賞を受け、米誌『今年の注目すべき100人(2007年)」にも選ばれるなど、輝かしい実績をつくってきました。

また、経済・技術・DIYデザインにわたるオピニオンリーダーとして、『ロングテール「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』、『フリー 無料からお金を生みだす新戦略』、そして最新刊『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』を執筆。これらの著書は、日本でもベストセラーとして広く知られています。

ワイヤードの編集長を退任した後、アンダーソン氏は新たなステップに挑みはじめました。2012年11月上旬、自らが設立したベンチャー企業3D Roboticsに専念することを明らかにしたのです。彼は、著書『MAKERS』において「デザインのオープンソース化、原材料の低コスト化、3Dプリンティングが、次世代型の製造業を牽引する」と支持。これらはすべて、3D Roboticsの礎ともなっています。

世界的なオピニオンリーダーであるのみならず、次世代のものづくりをリードするアンダーソン氏に、日常の仕事術をあれこれ聞いてみました。

氏名:クリス・アンダーソン(Chris Anderson)
職業:3D Roboticsの最高経営責任者、米誌ワイヤード元編集長
居住地:米・カリフォルニア州バークレイ
現在のPC:旧式のデル製ラップトップ(ステッカーやスクラッチだらけ)
現在のモバイル端末:Samsung Galaxy II
仕事スタイル:一心不乱に