以前と比べると、「iOS」のアップデートにもあまり新味がなくなってきました。そのため、細かい部分の改善が最高の評価ポイントだった、というケースもしばしばです。こうした、基調講演では触れられなかった細かい機能が、実は「iPhone」や「iPad」をぐっと使いやすくしてくれるわけです。最近でも、2016年6月13日から17日にかけて開催されたWWDC 2016でアップルが実際に発表した内容よりも使えそうな機能が、「iOS 10」のベータ版から見つかっています。
その前に1つおことわりしておきますが、今のところiOS 10はまだベータ版なので、ここで紹介する便利そうな機能が最終バージョンに入らない可能性もあります。製品版のリリースはこの秋の予定です。一方、開発者向けのベータ版はすでに公開されており、パブリックベータ版も7月中に登場することになっています。